大フィル定期報告
この29日は、大フィルの定期に行ってまいりました。第382回だそうです。
<img src="http://www5f.biglobe.ne.jp/~kuru_rin/ongakukan22.jpg">
ロビーに一歩足を踏み入れると、例によって、若い男性係員が目敏く妻の杖に吸い寄せられて言い寄って来ます。「足元に気をつけて下さい」と身体の前後に両手を広げて通行の邪魔になること甚だしい。「お席までご案内しましょうか?」って、まだ1時間近く余裕があるのです。万一席に辿り着けなかったら、客席の係員に聞きますて。
係員やホールに対する小言は一杯あるのですが、ここでぼやいていても始まらないので、本題の方を始めることにしましょう。写真でもおわかりのように今回の指揮者はフェドセーエフさんだったのですが、急病のため井上道義氏が代役を務められることとなりました。フェド氏は初めてだったので期待していたのですが、残念。
井上さんは、4年前の大フィルの定期で聴いたショスタコーヴィチの第4シンフォニーの名演がいまだに忘れられません。
さて、1曲目は7月にもセンチュリーSOのいずみ定期で聴いたシチェドリンの「カルメン組曲」からの抜粋。センチュリーのが柚子シャーベットだとしたら、大フィルのはチョコアイス。おっと、ここで今回特筆すべきことがあります。それは、最近聴いていた大フィルのヴァイオリンの音色が全く変わってしまっていたことです。これはかなり離れた所で聴いていた妻も同様に言うので間違いないと思います。
例えれば(アンタの例えはわかりにくいって?! まあ感じだけつかんで下さいまし)、絹の光沢ベルベットの肌触り、とにかく艶やかなんです! パーカッションの大活躍する曲なんですが、井上氏の解釈がまた何とも思い切りの良い、一刀両断的な進め方で胸がスカッとしました。
2曲目は小山実稚恵さんを迎えてのショパンの第2ピアノ・コンチェルト。あまり馴染んでいない曲だったのですが、こんなに美しい曲だったのかと再認識いたしました。彼女の奏でる高音は、繊細な中にもはっきりとした意志が刻み付けられ、ぐいぐい迫って来るものがありました。
最後は、つい1週間前にセンチュリーで聴いたドボ8。いやいや、それぞれのオケ(指揮者)の持ち味がよく出ていて甲乙つけ難く(別に競わせる必要なんてありませんが)、色々楽しめる贅沢を存分に味わっております。
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ロビーに一歩足を踏み入れると、例によって、若い男性係員が目敏く妻の杖に吸い寄せられて言い寄って来ます。「足元に気をつけて下さい」と身体の前後に両手を広げて通行の邪魔になること甚だしい。「お席までご案内しましょうか?」って、まだ1時間近く余裕があるのです。万一席に辿り着けなかったら、客席の係員に聞きますて。
係員やホールに対する小言は一杯あるのですが、ここでぼやいていても始まらないので、本題の方を始めることにしましょう。写真でもおわかりのように今回の指揮者はフェドセーエフさんだったのですが、急病のため井上道義氏が代役を務められることとなりました。フェド氏は初めてだったので期待していたのですが、残念。
井上さんは、4年前の大フィルの定期で聴いたショスタコーヴィチの第4シンフォニーの名演がいまだに忘れられません。
さて、1曲目は7月にもセンチュリーSOのいずみ定期で聴いたシチェドリンの「カルメン組曲」からの抜粋。センチュリーのが柚子シャーベットだとしたら、大フィルのはチョコアイス。おっと、ここで今回特筆すべきことがあります。それは、最近聴いていた大フィルのヴァイオリンの音色が全く変わってしまっていたことです。これはかなり離れた所で聴いていた妻も同様に言うので間違いないと思います。
例えれば(アンタの例えはわかりにくいって?! まあ感じだけつかんで下さいまし)、絹の光沢ベルベットの肌触り、とにかく艶やかなんです! パーカッションの大活躍する曲なんですが、井上氏の解釈がまた何とも思い切りの良い、一刀両断的な進め方で胸がスカッとしました。
2曲目は小山実稚恵さんを迎えてのショパンの第2ピアノ・コンチェルト。あまり馴染んでいない曲だったのですが、こんなに美しい曲だったのかと再認識いたしました。彼女の奏でる高音は、繊細な中にもはっきりとした意志が刻み付けられ、ぐいぐい迫って来るものがありました。
最後は、つい1週間前にセンチュリーで聴いたドボ8。いやいや、それぞれのオケ(指揮者)の持ち味がよく出ていて甲乙つけ難く(別に競わせる必要なんてありませんが)、色々楽しめる贅沢を存分に味わっております。
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